NPD対策① 会話から自己愛性人格障害を見抜くポイント

自己愛性人格障害NPD自己愛性パーソナリティ障害)は、自分の都合のいいように人をコントロールしようとする病気です。
毒親、DV、パワハラ・モラハラ、ストーカー、いじめなどの加害者となることが多く、悪質で危険性の高い病気です。
自己愛性人格障害者のターゲットにされると、人生を大きく狂わされてしまいます。
当サイトでは、自己愛性人格障害者によって人生を壊されないようにするための方法「NPD対策」を発信しています。

NPD対策の第一弾は、「会話から自己愛性人格障害を見抜くポイント」です。
NPD対策② 表情から自己愛性人格障害を見抜くポイント
NPD対策③ 性格・気質から自己愛性人格障害を見抜くポイント
NPD対策④ 外見から自己愛性人格障害を見抜くポイント
NPD対策⑤ 口癖から自己愛性人格障害を見抜くポイント

自己愛性人格障害者は強い執着心を持つため、大きなトラブルになってから対応しようとすると大変です。
つまり、知り合った早い段階から自己愛性人格障害を見抜き、関わらないよう距離を置くのが一番の対策になるのです。
職場や学校のクラスなどで、自己愛性人格障害者と居合わせるのを避けることはできません。
しかし、自己愛性人格障害者と友人や恋人にならず距離を置けば、リスクを下げることができます。
自己愛性人格障害は思考が歪んでいるため、会話にも独特の歪みがあります。
よって、日々の会話から、自己愛性人格障害を見抜くことができます。

自己愛性人格障害を見抜く会話のポイントは7つあります。
自己愛性人格障害の会話の特徴は、承認欲求、態度の豹変、マウント、自分語り、話の繰り返し、陰口、共感力の低さです。

【目次・会話から自己愛性人格障害を見抜くポイント】

当てはまるポイントが多いほど、自己愛性人格障害である可能性が高いです。
それぞれのポイントについて、解説していきたいと思います。

褒めだけを求め、批判を許さない

自己愛性人格障害の会話の特徴の一つが、褒めだけを求め、批判を許さないことです。
自己愛性人格障害の特徴的な症状が、過剰な承認欲求です。
この特徴が見られたら、ほぼ間違いなく自己愛性人格障害です。
例えば、褒めてほしいというアピールが大きく、少しでも指摘や注意を受けると不機嫌になったり凹んだりします。
人からの評価を気にしすぎる、自意識過剰な様子が見られます。
このように、過剰な承認欲求が見え見えなのが、自己愛性人格障害の特徴です。

露骨に態度を変える

自己愛性人格障害の会話の特徴の一つが、人によって露骨に態度を変えることです。
自己愛性人格障害は、打算的で序列意識が強い性格をしています。
目上や異性に対して媚びを売り、興味がない人には冷たく、見下した人には横暴な態度をとります。
また、都合がいい時はニコニコし、都合が悪いときつく当たるなど、態度がコロコロ変わるのも特徴です。
このように、打算や自己都合で態度を露骨に変えるのが、自己愛性人格障害の特徴です。

マウントを取ろうとする

自己愛性人格障害の会話の特徴の一つが、マウントをとろうとすることです。
自己愛性人格障害は、特別意識が高いため、誰かを見下したくて堪らないのです。
例えば、年収やブランド品を自慢し、自分が羨ましがられる存在だと誇示します。
また、議論になると、一生懸命に論破しようとします。
このように、マウントをとって自分を大きく見せようとするのが、自己愛性人格障害の特徴です。

自分の話ばかりする

自己愛性人格障害の会話の特徴の一つが、自分の話が多いことです。
自慢話や自己アピールが分かりやすい例です。
特に、「小中学生の時優秀だった」などの昔すぎる自慢話をする人は、要注意です。
自己アピールの内容は、「○○な自分」のようなキャラアピールや、性的志向などのカテゴライズアピールなどです。
堂々とアピールするタイプもいれば、匂わせのように遠回しにアピールしようとするタイプもいます。
また、アピール成分は少ないものの、オチのない自分日記をダラダラ語るタイプもいます。
自己愛性人格障害者は、自分の話を聞かせようとするクセに、人の話には興味がなく退屈そうにします。
他の人が話し始めるとスマホをいじる、人が話しているのにパソコンから目を離さないなどの行動面も分かりやすいポイントでしょう。
このように、自分の話ばかりして人の話を聞かないのが、自己愛性人格障害の特徴です。

同じ話を何度もする

自己愛性人格障害の会話の特徴の一つが、同じ話を何度もすることです。
認知症とは異なり、自分が言ったことを忘れている訳ではありません。
自己愛性人格障害は、独特のこだわりを持つため、自分にとってのウケ話を何度もしてしまうのです。
共感力が欠如しているため、同じ話を何度もされる側の気持ちにも無頓着です。
また、会話の中で同じワードを何度も繰り返すこともあります。
これも、自分にとってのウケワードを多用したいだけです。
このように、つまらない同じ話を何度もするのが、自己愛性人格障害の特徴です。

陰口・悪口が好き

自己愛性人格障害の会話の特徴の一つが、陰口や悪口を好むことです。
自己愛性人格障害は、ネガティブで陰湿な性格をしていることが多いです。
自分から悪口を言わず、「○○についてどう思う?」と悪口を誘う姑息な話し方をする人もよくいます。
また、妬んだ相手を貶めるために、デマや悪評を流すこともあります。
このように、陰湿で陰口や悪口が多いのが、自己愛性人格障害の特徴です。

空気が読めない

自己愛性人格障害の会話の特徴の一つが、空気が読めないことです。
自己愛性人格障害は、共感力が乏しく、人の気持ちが想像できません。
人を傷つけることを平気で言ったり、周囲に迷惑をかけても平然としていたりします。
人の気持ちは無視するクセに、自分の気持ちには敏感で、被害者ぶることも多いです。
このように、人の気持ちが分からず空気が読めないのが、自己愛性人格障害の特徴です。

まとめ

会話から自己愛性人格障害を見抜くポイントについて解説しました。
あなたの周りに、このような会話をする人はいませんか?
特に、過剰な承認欲求や媚び売り、マウント取りは典型的な特徴なので、これらが当てはまる人は自己愛性人格障害と見て間違いありません。
自己愛性人格障害者の会話は、どこかしらズレていることが多いです。
会話から感じる小さな違和感や嫌悪感を大事にしましょう。