NPD対策② 表情から自己愛性人格障害を見抜くポイント
当サイトでは、自己愛性人格障害(NPD、自己愛性パーソナリティ障害)者によって人生を壊されないようにするための方法「NPD対策」を発信しています。
NPD対策の第二弾は、「表情から自己愛性人格障害を見抜くポイント」です。
NPD対策① 会話から自己愛性人格障害を見抜くポイント
NPD対策③ 性格・気質から自己愛性人格障害を見抜くポイント
NPD対策④ 外見から自己愛性人格障害を見抜くポイント
NPD対策⑤ 口癖から自己愛性人格障害を見抜くポイント
自己愛性人格障害者の表情には、独特の特徴があります。
よって、表情を注意して見ていれば、自己愛性人格障害を見抜くことができます。
会話の特徴に加えて表情の特徴を観察すれば、より精度の高いNPD判定ができます。
自己愛性人格障害者と大きなトラブルになる前に、相手が自己愛性人格障害だと見抜き、関わらないよう距離を置くのが一番の対策になります。
自己愛性人格障害を見抜く表情のポイントは7つあります。
自己愛性人格障害の表情の特徴は、目が笑わない、ギラギラした目つき、口元の表情、表情のギャップ、子供じみた表情、見下し顔、キメ顔です。
【目次・表情から自己愛性人格障害を見抜くポイント】
当てはまるポイントが多いほど、自己愛性人格障害である可能性が高いです。
それぞれのポイントについて、解説していきたいと思います。
目が笑っていない
自己愛性人格障害の表情の特徴の一つが、顔が笑っていても目だけ笑っていないことです。
普通の人は笑うと目が細くなりますが、自己愛性人格障害者は笑っても目を見開いたままです。
写真を撮る時も、口は笑っているのに目は見開いていて、違和感のある写真になります。
人間が笑う時に目が細くなるのは、目元の筋肉の力を少し抜くからです。
そのため、自然な笑顔というのは、柔らかい朗らかな印象に見えます。
それに対して、自己愛性人格障害者は、常に目元に力が入っているため、力を抜いて笑顔の目にすることができません。
このため、自己愛性人格障害者の笑顔は魅力的に見えず、表情の豊かさや繊細さのないキツイ印象に見えます。
このように、笑っても目を見開いているのが、自己愛性人格障害の特徴です。
目がギラギラしている
自己愛性人格障害の表情の特徴の一つが、目がギラギラしていることです。
自己愛性人格障害者は、不機嫌な時や怒った時、睨みつけることで相手を黙らせたり、言うことを聞かせようとしたりします。
自己愛性人格障害者は、本能的に目元の表情を威圧のために使うのです。
重度の自己愛性人格障害者だと、常に目をギラつかせています。
このため、自己愛性人格障害者の顔つきは、強面や、冷酷さ・狡猾さを感じるものであることが多いです。
このように、目つきがギラギラしているのが、自己愛性人格障害の特徴です。
口元に表情が出やすい
自己愛性人格障害の表情の特徴の一つが、感情が口元に出やすいことです。
自己愛性人格障害者は、目元の表情は威圧のために使うため、それ以外の表情は口元に表れるのです。
具体的には、褒められた時に口元がニマニマする、怒った時に口元がワナワナする、バカにしている時に口元がニヤニヤする、不安になった時に口元がモゴモゴするなどです。
相手の感情を読み取る時、日本人は目元を見るためサングラスが不気味に見え、西洋人は口元を見るためマスクが不気味に見えると言われています。
これは、個人主義で自己アピールの文化の西洋の方が、自己愛性人格障害傾向の人が多いからでしょう。
しかし、日本でも自己愛性人格障害者が増えているので、口元の表情に気を付ける必要があります。
このように、口元の表情が目立つのが、自己愛性人格障害の特徴です。
機嫌や都合が表情によく出る
自己愛性人格障害の表情の特徴の一つが、機嫌や都合によって表情がコロコロ変わることです。
例えば、頼み事がある時はニコニコと擦り寄り、用済みだと判断すればシラーっと冷徹な表情をします。
機嫌が良い時のニコニコと、不機嫌な時のシラーのギャップが露骨です。
自己愛性人格障害者は、本能的にこの表情の温度差によって、人をコントロールしようとします。
ニコニコで「これが望ましい行動・状態、分かってるでしょ?」、シラーで「これが望ましくない行動・状態、分かってるでしょ?」と無言の圧力をかけているのです。
このように、機嫌や都合を露骨に表情に出すのが、自己愛性人格障害の特徴です。
顔つきや表情に幼さがある
自己愛性人格障害の表情の特徴の一つが、幼さのある顔つきや表情です。
常に目がギラついている重度の場合を除き、自己愛性人格障害者の顔つきには幼さが残っていることが多いです。
自己愛性人格障害は、内面が成長せず、幼稚な精神性のまま大人になる病気です。
そうした幼稚性が、顔つきに表れるのです。
また、自己愛性人格障害者は、本能的に子供っぽい表情や振る舞いで、相手の庇護欲を刺激しようとします。
コントロール相手に、「この人は自分がいないとダメ」と思わせるためのアメという訳です。
このように、内面の幼さが顔つきと表情に表れているのが、自己愛性人格障害の特徴です。
見下し顔をする
自己愛性人格障害の表情の特徴の一つが、見下し顔をすることです。
例えば、アゴを上げ相手見下げる、眉をひそめる、鼻で笑う、ニヤニヤニタニタ笑いをするなどです。
見下す顔というのは表情の中でも独特なもので、育ちの良い普通の人は、こういった表情はしません。
見下し顔は、見下した相手にしかしないため、媚びを売られている側の人は気づきにくいかもしれません。
自分に対する表情・態度だけでなく、人によって表情・態度を変えていないかもチェックするといいでしょう。
このように、ナチュラルに人を見下す表情をするのが、自己愛性人格障害の特徴です。
キメ顔をよくする
自己愛性人格障害の表情の特徴の一つが、キメ顔をすることです。
自己愛性人格障害は、過剰な承認欲求に特徴づけられる病気です。
容姿をアピールしたいルックス型の自己愛性人格障害者は、キメ顔をよくします。
また、自己愛性人格障害は、共感力や客観性が欠如するため、キメ顔をするのが痛いと見られていることに気づかないのです。
このように、勘違いのキメ顔をするのが、自己愛性人格障害の特徴です。
まとめ
表情から自己愛性人格障害を見抜くポイントについて解説しました。
あなたの周りに、このような表情の人はいませんか?
特に、目が笑わない、目がギラついているという特徴は、自己愛性人格障害ならではの特徴です。
自己愛性人格障害者の表情の特徴は、悪印象を抱きやすいものばかりです。
表情から感じる小さな違和感や嫌悪感を信じるといいでしょう。