反マスクとは?自己愛性人格障害の心理

反マスクとは、マスクを着用できない健康上の理由がないにも関わらず、頑なにマスクの着用を拒絶するマスク不要論者のことです。
日本では、マスク着用をルールとしている飲食店や航空機内で、反マスクの人がトラブルを起こしています。
また、海外では、反マスクを掲げるデモが起きています。

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2019年12月にコロナ禍が始まってから、家の外でのマスク着用が義務化あるいはマナー化されました。
そんな時世の中、頑なにマスク着用を拒絶する「反マスク主義」の人がトラブルを起こすようになりました。
確かに、呼吸器の疾患などの理由で、マスク着用で呼吸が苦しくなる人がいるのは事実で、配慮する必要があるでしょう。
しかし、反マスクの多くは、呼吸器の疾患などない健康な人です。
異物を注射するワクチンと異なり、マスク着用は大きなデメリットや心理的負担などないはずです。

なぜ、マスク着用というカンタンな義務・マナーを拒絶する人がいるのでしょうか?
それは、自己愛性人格障害(NPD)という精神病の可能性が高いです。
自己愛性人格障害は、自己中心性が極めて高く、自分の考えを押しつける、ルールを嫌うという特徴があります。
マスク不要論に執着する自己愛性人格障害者が、「反マスク」として目立っているのでしょう。
ここでは、反マスクに陥った自己愛性人格障害者を、「反マスク信者」と呼ぶことにします。

自己愛性人格障害者が反マスクに陥る心理には、以下が考えられます。

【目次・反マスク信者の心理】

それぞれの心理について、解説していきたいと思います。

自分が絶対正しいという盲信

自己愛性人格障害は、自己中心性と特別意識が強く、「自分が絶対正しい」と盲信する傾向があります。
つまり、無意識に「自分がルールだ」と考えており、周囲にマイルールを押しつけるモラハラ気質なのです。
自己愛性人格障害者は、自分の思い通りにならないと癇癪を起こすため、トラブルメーカーとなります。

反マスク信者は、「マスクなんか必要ない、それが正しい」と盲信しており、それ以外の考え方ができません。
そのため、反マスク思想を周囲に押しつけようとしたり、癇癪でトラブルを起こしたりするのです。

我儘で些細な我慢ができない気質

自己愛性人格障害は、自己中心性の高さから、我儘で我慢できない幼稚な性格が特徴です。
普通の人なら容易にできるちょっとした我慢ができず、我慢から逃げるための言い訳をしたり、開き直ったりします。

反マスク信者のきっかけは、マスクを着用するちょっとした煩わしさです。
普通の人はマスク着用の面倒くささを我慢できますが、反マスク信者はその面倒くささを我慢できないのです。

ルールや同調圧力を嫌う価値観

自己愛性人格障害は、特別意識が強く、ルールに従うよう指示されることを嫌う傾向があります。
自己愛性人格障害者は、認知が歪んでおり、ルールに従うことを、服従や負けだと認識しているのです。
また、自己愛性人格障害は、常識やマナーを理不尽な同調圧力だと認識しています。

反マスク信者は、マスク着用ルールやマナーを理不尽な同調圧力だと認識しています。
同調圧力に屈するのが気に食わないため、マスクを拒絶するのです。

陰謀論で自己正当化する思考回路

自己愛性人格障害は、考えが間違っていても何とか自己正当化しようとする思考回路が特徴です。
そのため、自己愛性人格障害者の言い分は、論理が破綻していたり、支離滅裂であったりすることが多いです。

反マスク信者は、「マスクは不要」という考えに固執しています。
しかし、マスク着用は、感染症罹患者が、飛沫によって他者に感染させることを防ぐ効果があると科学的に実証されています。
そのため、反マスク信者は、自己正当化のために、陰謀論を信じるのです。

思いやりや想像力の欠如

自己愛性人格障害には、共感力の欠如という症状もあります。
共感力の欠如というのは、思いやりや想像力が欠けているということです。
相手の気持ちや立場を想像できないため、一方的あるいは攻撃的な言動が多いのです。

反マスク信者は、他者に対する思いやりが欠落しているため、マスク着用の意義を理解できません。
また、相手の迷惑を考えられないため、スタッフに絡む、SNSで店をさらすといったハラスメントを平気で行います。

まとめ

反マスク信者の心理について、解説しました。
反マスク信者は、マスクにだけ固執する変な人ではなく、自己愛性人格障害という病気である可能性が高いです。
反マスクに限らず、コロナ禍以前から、トラブルメーカーだと考えられます。
逆説的に、反マスクかどうかで、自己愛性人格障害判定ができるでしょう。

あなたの周りに、反マスク信者はいませんか?
反マスク信者は、社会的に正しい指摘をされると逆上するリスクがあります。
仕事などで反マスク信者に対応しなければならない場合は、身の安全を意識してください。
危険な素振りを見せる反マスク信者がいたら、警察を呼ぶことも視野に入れた方がいいでしょう。